NGT48卒業を発表した北原里英主演のサスペンス。当時11歳だった女児が同級生を殺害した事件から14年後、24歳の中学校教師・赤理が二人の男たちに監禁される。二人は加害者女児・通称“サニー”のカルト的信者だった。監督は、白石和彌。出演は、ピエール瀧、門脇麦、リリー・フランキー。
サニー/32 (2018)のあらすじ
冬、新潟のある町。中学校教師・藤井赤理(北原里英)は仕事も私生活も振るわないまま、24歳の誕生日を迎える。その日、赤理は柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)に拉致され、雪深い山麓の廃屋に監禁される。小田は嬉々としてビデオカメラを回し、柏原は赤理のことを“サニー”と呼ぶ。“サニー”とは、当時11歳だった小学生女児が、突然、工作用のカッターナイフで同級生の首を切りつけ、殺害した事件の犯人の通称だった。事件発覚後、マスコミが使用した被害者のクラス写真から加害者の女児の顔が割り出され、目を引くルックスから「犯罪史上、最も可愛い殺人犯」とたちまちネットなどで神格化されたのだ。出回った写真での右手が3本指、左手が2本指でピースサインをつくる独特の決めポーズも話題を集め、“32(サニー)ポーズ”と名付けられ、彼女自体も“サニー”と呼ばれるようになった。赤理は、奇しくもこの事件から14年目の夜に拉致された。カルトな信者である柏原と小田は赤理を好みのドレスに着替えさせ、写真や動画をネット上にアップする。赤理は正気を失っていきながらも、必死に監禁部屋からの脱出を試みる。しかし、さらなる驚愕の展開が待っていた……。
この記事へのコメントはありません。